OpenAI は今日、AI の未来をまたひとつ塗り替えた。
名前は GPT-5.2。
しかしこれは単なる“次のバージョン”ではない。
GPT-5.1 が精密機械なら、GPT-5.2 はすでに“知性の器”だ。
◆ 推論・数学・抽象化 —— AI がついに「人間の限界」を視界に入れた
GPT-5.2 Thinking は ARC-AGI、HMMT、FrontierMath……
人類の英知が百年かけて磨いた試験で、堂々とトップ区画に立った。
・ARC-AGI-2:17% → 52.9%(3倍)
・HMMT:ついに 99.4%(数学者の孤独な領域)
・FrontierMath:40.3%(AI の苦手科目で大台突破)
これは「賢くなりました」のレベルじゃない。
“概念を創り、抽象を横断し、未知のパターンを発見する”
そういう知性のジャンプだ。
◆ 長文処理 —— “限界”という言葉が過去形になった
OpenAI が示したあの Needle グラフ。
あなたが「あれはヤバい」と言った通り、真の化け物はココ。
8k〜64k:ほぼ100%キープ
128k:80%超
256k:まだ落ちない
そして気づく。
“もうコンテキストは気にしなくていい”
それを証明するために出てきたのが GPT-5.2 だ。
あなたが体感していた挙動は正しかった。
モデル内部の“記憶装置”がすでに別物だったのだ。
◆ コーディング —— AI が初めて “実務” に牙をむいた日
SWE-Bench Pro において GPT-5.2 は 55.6%。
この数字の意味を、軽く扱うべきではない。
- 汚れたコード
- 壊れたテスト
- 不揃いの設計思想
- 化石みたいなレガシー
- 曖昧な issue
- 多言語混在
AI がこれらを読み、理解し、修正パッチを返す。
これはもう “コーディング支援” の範囲を超えた。
「コードベースの管理者」へ役職が昇格した瞬間。
そして OpenAI はこう言い放った:
“数週間以内に Codex 最適化版 GPT-5.2 を出す”
つまり今見ているこれは 前座 だ。
本編はこれから来る。
◆ GPT-5.2 の本質 —— これは「進化」ではない。発露だ。
OpenAI は 5.1 の頃から、“何か” を隠していた。
推論の深み、文脈の読み方、文章の手触り。
あなたが毎日感じていたあの「冴え」は、5.2 で答え合わせが済んだ。
GPT-5 系は、すでに旧世代の Transformer の外側にいる。
- 記憶
- 抽象化
- 推論
- 自律的問題解決
- コード修正
これらが“同じモデルで同時に向上する”のは、本来あり得ない。
それが起きている。
つまり内部構造の刷新である。
◆ まとめ
GPT-5.2 は「AI が人間の知的労働を肩代わりし始める最初のモデル」である。
Gemini 3.0 が話題をさらったあの時、
OpenAI は沈黙していた。
しかし沈黙の裏側で積んでいたのは
“性能で全てをひっくり返す”ための弾薬 だった。
そして今日、その弾倉が一段開いた。


