構成を握らずにChatGPTに本文を書かせるのは、脚本なしで映画を撮るのと同じ。
それでも ChatGPT は撮影を始めてしまう。
なぜか?
あなたの指示が曖昧だから。
- 「本文から書き始める」
- 「もっと具体的にと言うが、どこを直すか指示できない」
- 「話が勝手に進んで迷子になる」
この第3回では “構成を先に握る” 技を身につける。
第1章:なぜ「構成が先」が最強なのか?
人が文章を書くときはこう考える。
テーマ → 章立て(構成) → 本文
しかし ChatGPT にお願いするときは、逆になっている。
いきなり本文を書かせてしまう
ChatGPT:
「なんでも書いていいのね? ほいほい〜」
そして、
- 暴走
- まとまりがない
- 修正地獄
- イライラ
黄金コンボが完成する。
正しい順番はこれだけ
① 目的を伝える
② 構成(アウトライン)を出させる
③ 構成に「OK」を出してから本文へ
あなたは監督。
ChatGPTは脚本家兼撮影スタッフ。
脚本が承認されていないのに撮影に入らせてはいけない。
第2章:魔法のプロンプト(保存推奨)
あなたは構成作成専用モードです。
本文は書かず、構成だけを出力してください。
# Goal
(ここに目的を書く)
# Output Format(JSONで返す)
{
"title": "",
"sections": [
{ "id": 1, "heading": "", "point": "" },
{ "id": 2, "heading": "", "point": "" },
{ "id": 3, "heading": "", "point": "" }
]
}
ポイント:
- 「本文は書くな」と明示する
- JSON 構造で “枠を埋める作業” に変える
第3章:実例(記事構成を先に作らせる)
あなた:
# Goal
「Nextcloudが自治体に与える影響」をブログ記事にする。
本文を書くな。構成だけ。
ChatGPT:
{
"title": "Nextcloudが自治体にもたらすデジタル主権",
"sections": [
{ "id": 1, "heading": "なぜ自治体はクラウドを自前で持つべきか", "point": "デジタル主権の重要性" },
{ "id": 2, "heading": "Nextcloudの強み", "point": "プライバシー / コスト / 拡張性" },
{ "id": 3, "heading": "日本に何が起きるか", "point": "具体的シナリオ" }
]
}
あなた:
OK。第1章だけ書いて。
これだけで ChatGPT は迷子にならない。
第4章:ChatGPTが迷子になる最大の原因
構成がないから。
よくあるやり取り:
- 「もっと具体的に」
- → どこを?
- 「それじゃない」
- → どこ?
無限地獄。
第5章:構成があると ChatGPT は異常に強い
構成を出させるだけで、質が跳ね上がる。
- 一貫性
- 方向性
- 論理性
構成は ChatGPT にとって“足場”になる。
✦ 比喩で理解する
構成なしで本文を書かせるのは、
F1カーを素手で押して前に進めようとする行為。
構成を握るのは、
F1カーにエンジンを積む作業。
この章の結論
ChatGPTは、構成を提示して承認を得ると、最強になる。
文章をいきなり書かせるな。
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ChatGPTを使いこなす人の習慣 ─ 第4回 | ChatGPTに“書かせるな” ─ 編集プロンプト術
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