ゴールが曖昧な依頼は、曖昧な答えになる。
ゴールが明確な依頼は、鋭い答えになる。
ChatGPT にこう頼むと迷走する。
「Nextcloudの説明記事を書いて」
返ってくるのは:
- 長すぎる導入
- 謎に背景説明が始まる
- 結局なにを伝えたい記事なのか不明
理由はただ一つ。
依頼に “ゴール” がないから。
第1章:なぜAIは迷走するのか?
AIは賢い。
だが 「何のために書くのか」 を与えられない限り、思考が収束しない。
目的がない文章は、どこへ向かっても良い文章になる。
だから、ChatGPTは “良かれと思って” 余計な説明を足し始める。
第2章:解決 ─ ゴールを最初に「固定」する(アンカリング)
保存推奨。
このテンプレだけで、AIは迷わなくなる。
# GOAL ANCHORING
▼ ゴール
(例)「Nextcloudが企業向けに有利であると上司を説得する」
▼ 成功条件
・読み手の“行動変容”を起こす
・結論が最初に提示されている
・3つの理由に絞られている
▼ 禁止事項
・長い導入
・抽象的な説明
・一般論
ChatGPT は、目的が見えた瞬間に鋭くなる。
第3章:効果が分かる例
あなた(曖昧):
「Nextcloudの記事作って」
→ AI迷走。
あなた(正解):
「Nextcloudを採用すべき、という意思決定を後押しする資料として作って」
ChatGPT:
- Before / After
- コスト根拠
- 合理的な理由
アウトプットが “意思決定の資料” に変わる。
第4章:“文章のゴール” は3種類しかない
| ゴールの種類 | 例 |
|---|---|
| 理解 | 解説 / レビュー |
| 納得 | 提案 / プレゼン |
| 行動 | LP / CTA / 告知 |
AIに依頼する前に、必ずどれかを選ぶ。
第5章:最強テンプレ(保存推奨)
あなたは文章を書く前に、以下を必ず確認してください。
(1) 目的(理解 / 納得 / 行動)
(2) 読者(誰に)
(3) 行動(読んだ後に何をしてほしいか)
本文を書くのは「Yes」と私が返した後です。
ChatGPT を 書かせるのではなく、プロジェクト化する。
第6章:AIではなく人間が指揮する
ChatGPTは文章生成AIではない。
目的ドリブンの実行エンジン。
あなたが リーダー であり、
ChatGPT が 実行者。
まとめ
| 指示の仕方 | 結果 |
|---|---|
| 「記事を書いて」 | 迷走する |
| 「目的=●●、成功条件=●●」 | 鋭いアウトプット |
目的を与えるのは AI ではなく人間。
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