Agentic AI Foundation(AAIF)発足──エージェントAI標準化の時代へ

Agentic AI Foundation(AAIF)発足──エージェントAI標準化の時代へ TECH
Agentic AI Foundation(AAIF)発足──エージェントAI標準化の時代へ

AI業界で大きな動き。
Linux Foundation のもとに Agentic AI Foundation(AAIF) が正式に設立された。

参加メンバーは、OpenAI、Anthropic、Google、Microsoft、AWS、Block など。
いわゆる“ビッグテック勢が全員同じ船に乗った”という状態だ。

このAAIFの目的は明確で、

  • エージェントAIの相互運用性の確保
  • 透明性と健全なガバナンスの維持
  • オープンな標準仕様の整備

という、いま最も乱れている領域に“共通のレイヤー”を置くこと。

今回の発表で注目すべきは、
以下の 主要技術が AAIF に寄贈された ことだ:

  • Model Context Protocol (MCP)
    → モデルとツールを標準化された方法で接続する“共通言語”。
  • goose
    → ローカルファーストなオープンエージェント基盤。
  • AGENTS.md
    → エージェントの動作・スコープ・権限を記述する統一仕様。

つまり今日から、
“各社バラバラのエージェントが互いに話せない問題”が、
オープンで中立な場 で本気で解決され始める。

これは AI が「アプリ」から「エージェント」へと移行していく
構造転換点の始まり と言える。

しばらく寡黙だった Google がここに名を連ねている点も興味深い。
OpenAI と Anthropic が中心となり、
業界全体の“エージェントAPI戦争”が一段階成熟へ向かう気配がある。

AI業界にとって、今日の発表は小さなニュースではない。
むしろ、2023〜2025年の混乱期を終えるための
新しい“共通プロトコル”の夜明け だ。

引き続きこの動きを追っていく。