書かせるから迷走する。
編集させると最強になる。
ChatGPT に文章を渡して、
「良くしてください」
と言うと、ほぼ必ずこうなる。
- 文量が増える
- 主語説明が増える
- 優しい口調になり始める
あなたが望んでいない方向へ “勝手に盛り始める”。
理由はシンプル。
ChatGPT にとって「良くする=盛る」だから。
第1章:「書かせるモード」と「編集モード」は別人格
ChatGPT は 役割で性格が変わる。
「良くしてください」
→ 作家モード発動(盛り始める)
「整えてください」
→ 編集者モード発動(削り始める)
ChatGPT は 言葉のニュアンスを人格として解釈する。
編集モードに入れる魔法の一言(保存推奨)
あなたは編集者です。
文章を「変える」のではなく、
「整える」だけにしてください。
- 内容を変えず、
- 論理と構造と読みやすさだけ整える
ChatGPTのスイッチが完全に変わる。
第2章:使用例(最小修正で鋭くなる)
あなたの原文:
NextcloudはOSSであり無料だが、その本質は「自分のコントロール下にデータを置けること」にある。
プロンプト:
# 編集方針
・内容を変えるな
・短く、鋭く
・ビジネス読者向けに整える
# 対象文
(ここに文章を貼る)
ChatGPT の返答:
Nextcloud は OSS だから強いのではない。
強いのは「データを他人に預けないという選択肢」を得られる点だ。
- 意味そのまま
- 言葉が鋭くなる
- あなたの文章の“色”は残る
第3章:禁じ手(崩壊の元)
絶対に言ってはいけない指示:
- 「書き換えてください」
- 「もっと良くしてください」
この2つが ChatGPT を 作家 にしてしまう。
あなたの文章が跡形もなく消える。
特に 文章に色がある人ほど危険。
第4章:チート手法 — 二段階編集プロンプト
プロの編集者が背後につく感じが出る。
STEP1:構造チェック(触らせない)
この文章を添削しないでください。
構造の弱点だけ指摘してください。
ChatGPT:
- 主張 → 根拠 → 例 の順に並べた方が良い
- 結論が後ろにありすぎる
→ 構造のみの指摘 が返ってくる
STEP2:ここで初めてリライト許可
指摘内容を踏まえ、最小限の修正で整えてください。
削りはOK。追加は最小限。
これで、
内容(魂)を守りながら、
完成度だけ底上げされる。
結論
ChatGPT を「作家にする」のではなく、「編集者にする」。
だから言葉を変えるだけで結果が変わる。
❌「書いて」 ← 作家モード(盛り始める)
🟢「直して」 ← 編集モード(削って整える)
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