最近のAI界隈は、
Agent
Workflow
MCP
自律実行
みたいな、やたら重厚な話題ばかりです。
もちろんそれはそれで面白いのですが、今回はちょっと違う方向の話。
ブラウザに「ぎゅ」としゃべらせる、ローマ字クイズを作ってみました。
今回作ったもの
今回公開したのはこちら。

小学生向けの軽量なローマ字学習アプリで、
- 3択クイズ
- ローマ字 → ひらがな
- ひらがな → ローマ字
- PWA対応
- 音声読み上げ
などに対応しています。
地味に効いているのが「Web Speech API」
今回のアプリ、実は根っこの体験を支えているのは Web Speech API だったりします。
最近のWeb技術というより、むしろ“ちょっと古株寄り”のAPIです。
でも、これが意外と良い。
例えば問題で、
「ぎゅ」
と表示されるだけより、
実際に
「ぎゅ」
としゃべってくれるだけで、急に“学習アプリ感”が出るんですよね。
子供向けって、視覚だけより「音」が入ると一気に反応が変わる。
しかもブラウザだけで動く。
インストール不要。
これは強い。
ブラウザごとに声が違うのも面白い
Web Speech API の面白いところは、環境依存が結構あることです。
Chrome と Edge でも微妙に声色が違うし、端末によってもかなり変わります。
しかも妙なことに、
「古い端末のほうが聞き取りやすい」
みたいな現象も普通に起きる。
最新AI音声みたいな統一感はありません。
でも逆に、その“雑さ”がちょっと面白い。
「あ、このタブレットの声いいな」
みたいな個性が出るんですよね。
PWAとの相性がかなり良い
今回改めて感じたのですが、
Web Speech API と PWA の相性はかなり良いです。
- 軽い
- 速い
- ブラウザだけ
- 音が出る
- ホーム画面追加できる
これだけで、かなり“アプリっぽさ”が出る。
巨大なネイティブアプリを作らなくても、教育用途なら十分戦える場面が多いなと感じました。
AIコーディング時代、小粒アプリはかなり面白い
今回のローマ字クイズは、Codexを使いながら作っています。
最近のAIコーディングって、
「巨大システム全部自動化!」
みたいな話になりがちですが、実際に相性がいいのは、
- 小さい
- 単機能
- UIがある
- すぐ触れる
- 実用品
みたいな世界かもしれません。
こういう“小粒だけどちゃんと役立つもの”は、今のAI時代とかなり噛み合っている気がします。
みんなも「しゃべるWebアプリ」作ろうぜ
最近のWebは、Electronや巨大Frameworkでどんどん重くなっています。
でもその一方で、
ブラウザだけで動く
軽くて
音が出て
ちょっと楽しい
そんなアプリを作る文化も、まだちゃんと残っています。
Web Speech API、意外と面白いですよ。
みんなも何か“しゃべるアプリ”作ろうぜ。

